両角レディースクリニックは、体外受精、顕微受精などの高度生殖医療を中心とした不妊治療専門のクリニックです。

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対談

Interview

対談

2024.1.30 当院顧問吉村泰典先生が視察にいらっしゃいました

対談

今回当院をご覧いただきいかがでしたか。

吉村先生 第1点として仕事と生殖医療との両立をしていくカップルにとって、このような都会型の生殖クリニックがあるということは大変良いことだと思いました。

第2点目は、銀座の高い土地の中で狭いスペースでありながらも、託児室が用意されてるっていうのは素晴らしいことだと思いますね。やっぱり働く女性にとって例えば2人目、3人目を持ちたいといったカップルもこれから先増えてくる中で、子どもさんのためのファミリールームがあるというのは素晴らしいと思いました。

それから、銀座のような一等地で、生殖医療を実施されていくことは、患者にとって働きながら通院するのに大変便利だと思います。

両角院長 ありがとうございます。

吉村先生  限られたスペースで非常に機能的にクリニックが運営されていると思いました。例えば採卵あとの休養室も、個室になっていることは大変良いことじゃないですかね。ラボも十分な広さはないですよね。このスペースで数多くの体外受精をやっておられるのは驚きです。それを胚培養士の先生方がしっかりマネージされているってことは非常に素晴しいと思いましたね。

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沢山の施設を見られて来た吉村先生ですが、他院との違いで驚かれたことはございますか。

吉村先生 職員の数の多さにも驚きました。このスペースに常に40人ぐらいいるわけでしょ、これはびっくりしましたね。職員の方々に対するケアも、院長として大事なことじゃないですかね。

両角院長 はい、そこはまさにおっしゃる通りで、やはり快適な職場環境を作ろうと日々考えています。当院は有給取得率100%で、スタッフが休んでも良いようにスタッフを余分を持って採用していたり、部門間でカバーをできるようにしています。

吉村先生  スタッフに対する配慮がないと離職が増えるんじゃないかなと思いますよ。離職率も低いということであれば、それは素晴らしいことだと思います。スタッフもよく教育されており、感心しました。

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当院は他院のように豪華ではないですよね。

吉村先生 今の生殖クリニックは、医療には必ずしも必要ないものが多すぎると思うんですよ。ゴージャスなものを売りにする必要性は全くないわけですよね。医療をやっているわけだから。今日は先生のクリニックを拝見させていただいて、銀座に生殖医療の原点を見たといったところです。両角先生は今の流れに逆行していますが、先生の性格や医師としての心構えの素晴らしい面が出ているんじゃないですかと思います。華美である必要は全くないわけですよ。

両角院長 そうですね。その通りだと思います。

吉村先生  ここの5倍ぐらいある広い待合室でゆったりとしているのも良いかもしれないけれども、患者さんはゆったりするために来るわけじゃないからね。医療の原点っていうのは、患者さんに優しく、いかに早く妊娠していただき、赤ちゃんをちゃんと授けられることができるかということが一番大切なことなのだから。その原点を忘れないという意味でも良いじゃないですか。

両角院長 はい。そう思います。この机もめっちゃくちゃ安いんですよね。1万円しないくらいですかね。

吉村先生  そうでしょうね、そりゃわかりますよね。

ラグジュアリーにできるということは、患者さんから余分なお金を吸い上げてるってことですよ。必要な設備があれば、クリニックの質素さは誇りに思っていいと思いますよ。

両角院長 やっぱり患者さんとは膝を突き合わせて話すことが大切だと思います。泣いたときはティッシュを出したらどうぞって渡します。そうじゃなきゃいけないと思うんですよ。患者と医者っていうのは、広いところで離れちゃいけないと思うんです。

吉村先生  それでいいと思います。本当に素晴らしいんじゃないですか。採精室だって3つあるし、最低限必要なものは全部備えつけられています。ファミリールームとか個室の休養室など都会でやっている以上は、必要なことであって、そのようなものを無料でやってるってこと自体素晴しいと思います。

両角院長 実は保険診療が始まるということで有料化も検討したのですけれど、無料でやってきました。託児室すごく評判も良くて保育士も本当に良いスタッフが揃っていてお子さんも非常に懐いてくれます。

吉村先生  今のスタイルでいいんじゃないですか。来てよかったと思いますよ。勉強になりました。

両角院長 本当にとんでもございません。先生にそのようなお言葉をいただけて大変恐縮です。ありがとうございました。