よくあるご質問
卵子凍結について
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結婚して自然にトライして妊娠しない場合、パートナーの方と相談して凍結卵子を用いて妊娠を希望されるときにお二人でお越しください。この場合、事実婚でも可能です。
パートナーの方に採精していただき、凍結卵子を融解し受精卵を作成し移植します。
全ての卵子を融解することはありません。移植は1個のため3個程度を融解して用います。
残りの卵子は保存しておきます。 -
刺激方法がとても大切です。 施設により大きな違いがあります。
これにより取れる数、卵子の質が大きく変わります。 -
10個以上採卵すると卵巣が腫れ、1ヶ月お休みする方が良いケースが見られます。
ただそこまで多く取れない方は数ヶ月連続して採卵することは可能です。
刺激の方法でも加減することが可能です。医師にご相談ください。 -
刺激方法を『PPOS法』という診察回数が少なくてもたくさん育てられる方法にすることをお勧めします。採卵を含め3回で完結します。 ピルで生理を調整すれば土曜日だけで可能かと思います。
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これは年齢により大きく異なります。30代前半の若い方は10個程度で良いと思います。
ただ40代になると流産率も上がるため15個は必要だと思います。 -
低用量ピルの影響は年齢によります。 30代までであれば影響はほどんどありません。
乱暴な服用を行わなければ大丈夫ですので、服用中でも安心してご来院ください。
当院では「卵子凍結+5年保管パック」にご加入の方を対象に、1年あたり11,000円(税込)で
ピル処方と診察を含む卵巣ケアポートをお受けいただけます。
最大5年間の継続が可能で、加入は任意(希望者のみ)です。希望される方は医師までご相談ください。
詳しくはこちらから -
OHSS(卵巣過剰刺激症候群)
…約0.1% 卵巣出血…約0.1% 骨盤腹膜炎(感染症)…約0.05% などのリスクがあります。
無理せず最適な範囲内の排卵誘発を行い、採卵前後に適切な処置を行えば発生率はわずかです。 -
体表に比べると、卵巣や膣壁の感覚は敏感ではありません。痛みを実際に訴える方は多くはありません。 局所麻酔で充分耐えられる痛みであり、静脈麻酔(全身麻酔)は不要な場合の方が多いです。
翌日も仕事ができることがほとんどです。 どうしても苦手な方は静脈麻酔での採卵も可能です。
看護師が隣で付き添い励ましながら採卵をしますので、思っているほど痛くないという意見が多くあります。 希望であれば局所麻酔の量を増やすことも可能です。採卵の針を細くすることも可能です。
採卵の経験が豊富な医師が担当しますのでご安心ください。 -
当院のこれまでの成績では、凍結卵子を溶かした際、変性や死滅したことはありません。
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通常の体外受精と凍結卵子を使用した場合では、リスクに変わりはありません。
米国の生殖医学会のガイドラインでも凍結卵子での妊娠、出産、新生児に問題はないということも
エビデンスで示されています。 -
凍結卵子を使用する場合は精子を提出していただき顕微授精での使用となります。
その際には体外受精、顕微授精に対して旦那様の署名が必要になります。
事実婚の場合も使用は可能であり、その場合には事実婚治療同意書及びお二人の戸籍謄本の提出が必要になります。 -
はい。延長することは可能です。お手続き方法につきましてはスタッフまでお尋ねください。
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多くの施設は40歳までですが、当院は43歳の誕生日までに周期に入った場合採卵することにしています。多くの施設は45歳までとしていますが、当院は48歳の誕生日まで保存が可能です。
年齢制限を設けているのは高齢での出産はリスクが高いためです。
可能性がございます。
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