エンブリオスコープ

少しでも多くの患者様の妊娠に繋げていきたいと考え、最新型のエンブリオスコープをを導入しております。

エンブリオスコープとは胚の培養をタイムラプスで録画してより移植に好ましい胚を選別することが出来る、特殊な培養庫の事です。

受精の詳細や胚の分割などを細かく調べられるため、より妊娠しやすい胚を選別することが可能になります。

特に受精や胚発生に関しては、通常の培養庫では観察時間が限られているため詳しい観察が難しい場合もありますが、エンブリオスコープの場合は、連続撮影により容易に判別が出来ます。

iDAScore（アイダスコア）とは、タイムラプスインキュベーターで培養された胚（受精卵）が妊娠に至る可能性をAIが予測し、1.0～9.9のスコアで数値化するシステムです。数値が高いほど妊娠に至る可能性が高いとされています。当院では、胚盤胞凍結時にこのスコアを算出しており、移植胚の選択の際に、胚培養士の経験による評価とあわせて参考にしていただくことが可能です。