腹腔鏡手術
腹腔鏡手術について
以下の場合に検査を受ける事をお勧めします。
- 卵管造影検査、卵管通水検査にて異常が疑われる場合
- クラミジア抗体が陽性の場合
- 原因不明の不妊(精液検査が問題なし):35歳以下の方
卵管癒着剥離、卵管通色素、卵管大量通水、腹腔内洗浄、内膜症病巣除去などを行うことにより妊娠しやすくなります。手術後1年間で約半数の方が妊娠します。特に3か月以内に妊娠する方が多いです。
保険が適用され3割負担となります。
腹腔鏡手術とは、おへその下、両下腹部の合計3か所に直径3mm程度の細いスコープを腹腔内へ挿入して、検査・治療を行います。卵管、子宮、卵巣、ダグラス窩、腹腔内を観察して癒着がある部位を剥離したり、卵巣嚢腫があれば摘出をしたり、卵管水腫があれば水腫を修復したりします。また微細な内膜症の部位を焼灼もします。開腹手術と比較して侵襲が極めて少なく、手術時間は1時間~2時間程度です。入院は必要なく日帰りでも可能なオペです。体質にもよりますが、傷はほとんど残ることはありません。
当院では、体外受精と腹腔鏡手術の両者の良いところを組み合わせた治療を行っております。治療が上手くいかず、転院を繰り返している方が当院の勧めで腹腔鏡手術を行い、その後の移植で結果を出している方が多くいます。
手術は当院で適応等を判断し、杉山産婦人科丸の内/板橋中央総合病院/山王病院/東京大和病院/東京医科大学病院等連携先の病院をご紹介いたします。
腹腔鏡手術(ラパロ)について
FTと腹腔鏡下手術について
腹腔鏡手術で授かる
腹腔鏡手術を受けた患者様からの声
患者様の声①
今回2人目で体外受精でPGTAをしました(2人目で2度の流産をしました)。また移植する前に、1人目で行ったラパロをし移植に臨みました。
両角先生がラパロを強く勧めてくださり、本当によかったです。採卵も移植もとても緊張しましたが、看護師さんが「大丈夫」と励ましていただき心強かったです。
一回の移植で授かりました。両角先生にも「絶対妊娠できます」と言われ、信じてここまでこれて嬉しく思います。
本当に皆様ありがとうございました。
まだ残っている胚もあるため、いつかお迎えに行ければと思います。
患者様の声②
昨年3月に卵巣チョコレート嚢腫の腹腔鏡手術を行い、その時に卵管閉塞と言われたため、体外受精しか方法がなく、他院にて2回移植しましたが、結果が出せませんでした。
両角先生のブログから貴院を知り、夏から通い始めましたが、移植しても着床せず、子宮鏡検査、子宮ポリープ除去を行ったあと移植しても着床せず、先生は2回目の腹腔鏡手術を勧めてくれました。
先生が腹腔鏡手術を勧めてくださったので、今回術後初めての移植で着床に至ったと思います。内膜症4期でも妊娠が出来るだと思いました。先生を信じて本当によかったです。
お身体に気をつけてこれからも子を望む方々への支えとなって下さい。元気な赤ちゃんを産んだあと、またよろしくお願いします。お世話になりました。ありがとうございました。
可能性がございます。
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