ウニとヒトの違い
こんにちは、培養室です🐣
前回の培養士ブログから引き続き、今回はウニと比較した人間の生殖様式について紹介していきます🌊
【分類】
ウニは棘皮(きょくひ)動物門*に分類され、ヒトデやナマコの仲間にあたります。
動物界でも特異的な構造を持ち、硬い殻や棘で覆われ、運動性があります。
ヒトは脊索(せきさく)動物門*に分類されます。
体の構造はおおよそ左右対称で、ヒトは二足歩行をします。
*門…門とは生物を分類する際に用いられる分類階級の一つです。上記の他には、軟体動物門や節足動物門などがあり、同じような特徴を持つ生物がまとめられています。
【生殖様式】
ウニもヒトも雌雄が分かれており、精子を持つ個体と卵子を持つ個体がいます。
ウニでは、可食部である生殖巣に精子や卵子が蓄えられています。

上の画像の茶色の部分ですね。
ヒトでは、雄個体は精巣に精子、雌個体は卵巣に卵子が蓄えられています。
ウニもヒトも同じように一つの卵子に一つの精子が入り、受精します。
【受精した後】
無事に受精すると、分割及び発生が進んでいきます。
ヒトの受精卵は受精後5~6日目に胚盤胞に成長し、透明帯から孵化すると子宮内に着床し、胎盤を形成して発生・成長を続けていきます。最後の生理から約40週後に母体から出てきて誕生となります。
ウニの受精卵は発生が進み1~2日経つと、受精膜(卵の殻のような構造)から胚が孵化します。
孵化後1~2カ月は海中を遊泳しながら発生が進んでいきます。口と消化管が形成されると、幼生の姿となり餌を摂取するようになります。
半年ほどである程度成長が進むと、海底に着底し大人のウニの姿に近づいていきます。
ウニの赤ちゃんはこんなに早い時期から親元を離れ、一人で海を生き抜くと考えると自然界はやはり厳しいなと思いますね。
ウニの発生過程は高校生物の授業で少し聞いた覚えがあったので、今回調べてみてなんだか懐かしくなりました。
ウニの幼生はプルテウス幼生と呼ばれていて、大人のウニの姿からはかけ離れているので、気になる方はぜひ調べてみてください🌟
以上、培養室でした🐙
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