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培養士ブログ

胚盤胞の「大きさ」で妊娠率は変わる?はじめての方にもわかりやすく解説

INDEX 目次

体外受精を受ける中で、「胚盤胞の大きさ」について説明を受けることがあります。

「大きいほうがいいの?」
「小さいとダメ?」 と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

今回は、胚盤胞の“大きさ(直径)”が妊娠率にどう関係するのかを、はじめての方にもわかりやすくご説明します。


胚盤胞の大きさとは?

胚盤胞は、受精卵が成長した段階の一つで、内部に液体がたまり少しずつ膨らんでいく構造をしています。

このため、大きさ(直径)は
👉 どのくらい成長が進んでいるかの目安 
と考えられます。

大きい胚盤胞のほうが良いの?

一般的には、
👉 ある程度しっかり大きくなっている胚盤胞のほうが、妊娠率は高い傾向があります。

実際のデータではどうか?

当院での検討では、胚盤胞の大きさによって妊娠率に以下のような違いが見られました。

■ 良好胚の場合

👉 大きくなるほど妊娠率が高くなる傾向がみられました。

■ グレードが低い胚の場合

👉 大きさだけでなく、胚の質が大きく影響することがわかります。

年齢による違いも重要です

年齢別にみると、傾向がさらにはっきりします。

ここからわかる大切なポイント

① 39歳以下
👉 150㎛以上であれば妊娠率は高くなる傾向

② 40歳以上
👉 180㎛以上で妊娠率が大きく上昇

③ 46歳以上
👉 小さい胚(149㎛以下)は妊娠率が低下

なぜ大きさが重要なのか

大きい胚盤胞は、

  • 発育が順調に進んでいる
  • 着床の準備が整っている
  • 着床直前の段階に近い

といった特徴があります。

ただし最も大切なのは「胚の質」

胚盤胞は大きさだけでなく、「Gardner分類」という評価方法で、

  • 赤ちゃんになる部分
  • 胎盤になる部分

の状態もあわせて評価されます。

👉 大きさ+質の両方が重要です

まとめ

  • 胚盤胞の大きさは「成長の目安」
  • 大きいほど妊娠率は高い傾向
  • 特に40歳以上では大きさの影響がより重要になる
  • ただし最終的には胚の質とのバランスが大切

当院からのメッセージ

胚の大きさやグレードは、あくまで判断材料の一つです。

数字だけにとらわれすぎず、患者さま一人ひとりに合った治療方針を一緒に考えていくことが大切です。

ご不明な点があれば、いつでもご相談ください。


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培養士さん

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