妊娠に向けてのからだづくり ~その4~
こんにちは。培養室です🐣
今月は、葉酸とホモシステインについてお伝えしようと思います✨
妊活をするにあたり、積極的に摂取しましょうといわれる葉酸。
なぜだろうと思われた方、いらっしゃいませんか?
葉酸はビタミンB群の一種である水溶性のビタミンで、植物の葉に多く含まれており、ビタミンB12とともに赤血球の生産を助けるビタミンであるため、“造血のビタミン”ともいわれています。
代謝にも関与しており、DNAやRNAといった核酸やタンパク質の合成を促進し、多くの生体機能に関わっているなど、人体の成長にも重要なビタミンです。
つまり、女性に限らず男性や子供などすべての人にとって重要な栄養素であるといえます。
また、葉酸は細胞の分裂や成熟を大きく左右するため、特に胎児にとっては重要な栄養成分であるといえます。そのため、妊活中に葉酸を十分に摂取することで、“神経管閉鎖障害”という妊娠初期の胎児における先天性疾患のリスクを減らすことができるといわれています。
ならば、妊娠初期を過ぎたらもう摂取しなくてもいいのでは?と思われがちですが、実は葉酸は出産した後、授乳が終わるまで母体や赤ちゃんにとって様々なよい影響をもたらすといわれています。
まずその理由として挙げられるのが、前述した“造血のビタミン“というワードです。
妊娠中から鉄や葉酸が不足していたり、出産時の出血量が多かったことが原因で、母体の血液が不足していた場合、貧血を引き起こしてしまい、めまいや立ち眩みといった症状が出てきてしまうことが考えられます。
母乳は血液から生産されるので、仮に母体に貧血のリスクがあった場合、母乳の質にも影響することが考えられます。結果として、赤ちゃんの栄養状態が悪くなるなど発育の遅れに繋がる可能性も出てきてしまうため、継続して葉酸を摂取することが大切となります。
その他にも、葉酸は出産によってダメージを受けた子宮の細胞の分裂を活性化させ、産褥期の母体の回復を早めるのに役立つとされています。
また、妊娠や出産をすることによって女性ホルモンは大きく変化したり乱れたりすることにより、自律神経も乱れることにつながります。葉酸は脳内の神経伝達物質であるセロトニンの合成に関わっているため、摂取し続けることで自律神経が整えられ、産後うつのリスクが減少したという報告もあります。
以上のように、葉酸は産まれてくる赤ちゃんのためだけでなく、出産し変化した母体の体調を整えるなど、体にとって実に多くの役割を持っており、様々なメリットがあることがわかります。
次回は、男性が葉酸を摂取することでどのようなメリットがあるのかお伝えしたいと思います😊
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培養士さん
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