胚移植の瞬間をご夫婦で|立ち会い移植がもたらす安心感と二人で歩む不妊治療
不妊治療では、どうしても女性側の身体的・精神的な負担が大きくなりがちです。
採血を受け、注射を行い、採卵を受け、そして胚移植へ——。
不妊治療は本来「ご夫婦二人の治療」ですが、実際の通院や処置の多くは女性が一人で経験することが少なくありません。ご主人やパートナーの方が「一緒に頑張っている」と思っていても、クリニックの診察室や処置室で「実際に何が行われているのか」までは、なかなか分かりにくいのが現状です。
そこで、東京都中央区にある当院(両角レディースクリニック)では、胚移植の際にご主人・パートナーの方に立ち会っていただく取り組みを行っています。
立ち会い胚移植(移植立ち会い)の流れ
胚移植の際には、奥様のすぐそば(お隣)に座っていただきます。
1.モニターでの胚(受精卵)の確認
まずモニターに、これから子宮へ戻す胚が映し出されます。胚培養士から胚の状態やグレードについて丁寧な説明を受け、実際に胚が移植用の細いチューブの中に入っていくところまでご自身の目でご確認いただきます。
2.超音波(エコー)画面の共有
胚移植の瞬間は、超音波のモニター画面を一緒にご覧いただきます。
3.着床へ向かう「白い光」を見る瞬間
子宮内にカテーテルがスムーズに入り、胚が戻される瞬間には、超音波画面上で白く輝くスポット(胚とともに注入される液体の光)を見ることができます。
ほんの数分間の出来事ですが、この感動的な時間をご夫婦で共有することには、非常に大きな意味があると私は考えています。
実際に立ち会われたご夫婦の声・感想
当院で実際に胚移植に立ち会われた患者様からは、たくさんの温かいお声をいただいております。
【ご主人・パートナー様の感想】
- 「妻の大変さや治療のリアルな行程がよく理解できた」
- 「これまで以上に『不妊治療を二人でやっている』という実感が湧いた」
- 「妻から言葉で聞いているだけでは分からなかった治療の現場を実際に見ることができて良かった」
【奥様の感想】
- 「主人がすぐ隣にいてくれたので、とても安心できた」
- 「いつも一人で通院していたので、二人でチームとして取り組んでいる気持ちになれた」
- 「初めての移植で緊張と不安があったが、立ち会ってもらうことで心が落ち着いた」
当院が「胚移植の立ち会い」を大切にする理由
不妊治療は、結果ばかりを追求していると、どうしても「採卵数」「受精率」「胚のグレード」「妊娠判定」といった「数字の連続」になってしまいがちです。
もちろん高い妊娠率や確かな医療技術を追求することは大前提ですが、「その一つ一つの治療をご夫婦がどのように経験し、時間を重ねていくか」という心の側面も、同じくらい大切です。
特に胚移植は、これまで培養室で大切に育ててきた大切な胚を、お腹(子宮)にお戻しする重要な治療です。その大切な瞬間をご夫婦で見守り、「二人でここまで歩んできた」という実感を分かち合っていただく。それこそが、当院が提案する「立ち会い移植」の真の意義だと考えています。
それぞれのご夫婦に合わせたベストな選択を
もちろん、立ち会い胚移植は強制ではありません。「お一人で落ち着いて移植を受けたい」というご希望があれば、無理に行う必要はまったくございません。
大切なのは、それぞれのご夫婦がご自身たちに合った形で、納得して治療を受けられることです。
両角レディースクリニックでは、治療成績や医療技術の向上はもちろんのこと、患者様が治療を受ける「時間や経験そのもの」も温かく大切に育んでまいりたいと考えております。
胚移植というかけがえのない瞬間を、ご夫婦で温かく迎えていただく——。「立ち会い移植」は、そのための大切な選択肢の一つです。不妊治療に関するご不安やご相談がございましたら、いつでも当院へお気軽にお問合せください。

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